ホノルルマラソン大会コース攻略
ホノルルマラソンはフルマラソン初心者(ビギナー)にとって非常に楽なマラソン大会といえますが、もちろん注意点はあります。
ハワイという常夏の気温に加えて42.195kmを走る大会。
準備運動もなしにトライすると膝を壊したりしますし、実際に体調不調でリタリアしたりするという話を聞けば、メタボのDef-Bonとしてはガチビビリ状態。
車だったら少しとばせば1時間もかからない距離だけど、マラソンとなると話はまったく別物ですね。
- 俺はケガしたくない!
- 楽したい!
- 暑いの大キライ!
という、「なんでお前マラソンしているの?」という気持ち満々で走った結果、楽に走れるポイントを見つけちゃったので、要所ごとにまとめてみました。
マジメに走っている人からすればトンデモないことですが、大会初心者(ビギナー)たちの手助けになれば幸いです!
ちなみにJAL公式のマラソンコースも発表されていますので、こちらも参考にしてください。
それではレッツ・ホノルルマラソン!
ホノルル フルマラソン大会スタート
ホノルルマラソンの大会は、現地時間AM5時にスタートします。
遅くても4時半にはスタートラインに着くよう行動しましょう。
街道には3時間コース、4時間コースなど自分の走行タイムにあわせた旗があります。
ホノルルマラソンに申し込んだ時の自身の目標タイムに並んでください。
開始時間になると花火が打ちあがり、ランナーがゾロゾロと移動しますが、人が多いのでまだ走れません。スタートラインを超えたら走り始めましょう。
〜5km地点:ホノルルの街並をゆっくり走る
ワイキキビーチを横目に見つつ、街の人々の応援をうけて走るのは正直いって楽しいです!
街道から水飴のついた棒らしきものを差し入れてくれますが・・・ワセリンなので間違っても舐めないこと!
Def-Bonは2大会連続で、

水飴?!ありがてえ!…ヴォエエエェェ!!
考えもせずに舐めまくってしまったので、走りながら吐くハメになりました…反省を活かしきれていません(泣)
皆さんも気をつけてください。
〜8km地点:ダイヤモンドヘッドは歩くべし
ダイヤモンドヘッド北側に向かってワイキキ通りを通ります。
ダイヤモンドヘッドまでは、ほとんど平坦な道なのでそんなにきつくはないんですが、登り始めると上り坂+道幅が狭く、心が折れそうになります。
ここは無理に走らず、歩いちゃいましょう。
山頂近くに到達すると、朝日が見えてきます。
この朝日は絶景なので、小休憩もかねて眺めることをオススメします、インスタ映えもしますよ!
ちなみにプロの方は、この時点で対向車線から折り返してきていました…バケモンですね。
〜10km地点:キラウエア通りは下り坂多めなのでゆっくり下りよう
キラウエア通りあたりまでくると一軒家の住宅が増えてきます。
ダイヤモンドヘッドから下り道になるので楽なんですが、ここで飛ばすと伸縮性収縮運動で筋肉痛になりかねないので、逆にとばさないように。
伸縮性収縮運動とは?
筋肉が伸びた状態で、筋肉に負荷がかかる運動のことです。
下り坂を走る時は、筋肉が伸びた状態で足の筋肉に負荷がかかっています。
筋肉が最もダメージを受けるのは、筋肉が伸びた状態での運動です。
そのため、下り坂のランニングは筋肉痛が起こりやすいです。
出典:RUNNAL
ここで筋肉痛になってしまうと、その後のレースで非常に差しつかえるので慎重にいきましょう、まだ全体の4分の1も走り終わっていませんよ!
下りきったら、あとは緩やかな道になるので、自分の体力とベースを見ながら走ってください。
18km〜24km地点:KARANIANAOLE(カラニアナオレ)ハイウェイは日差しが最大の敵
KARANIANAOLE(カラニアナオレ)ハイウェイは18km〜24kmと、帰りの28km〜36km地点で走ることになります。
このKARANIANAOLE(カラニアナオレ)ハイウェイ、ホノルルマラソン初心者にとっては最大の敵でしょう、その理由はハワイの日差し。
KARANIANAOLE(カラニアナオレ)ハイウェイは6km程度と数字にしたら短い距離なんですが、アップダウンがそこそこあり、太陽が強く照ってきて脱水症状を起こしやすく、さらにハイウェイ特有の長い道が延々と続いて果てが見えない…という心理プレッシャー感に襲われるんです。
あとで知ったのですが、ホノルルマラソン43回大会に参加した元世界チャンピオンである赤井英和は、このハイウエイで挫折しかけていました。
マラソン大会初心者(ビギナー)はダイヤモンドヘッドの登山で体力が大幅に減っていると思われますので、道路中央に木が植えられている木陰があるので、なるべく日陰部分を走るようにして体力の消耗を抑えましょう。
特に注意すべきこと、それは脱水症状を起こさないためにも、水分は小まめに補給すること!
たまに水を飲まずに走っている人がいますが、喉が渇いたと感じた時点で脱水症状になっています。
倒れてリタイアすればすべて無駄になりますから褒められた行動ではありませんので、必ず注意してください。
あなたがアスリートじゃないなら、タイムを競うよりも、周りの景色を楽しみながら無事にゴールするのが、ホノルルマラソン大会の1番の楽しみ方です。
25km〜28km地点:緩やかな住宅街を抜ける
KARANIANAOLE(カラニアナオレ)ハイウェイを越えたら、左手に曲がり山を目指します。
26kmあたりから住宅街に入りますが、日本の密集した住宅街と違って大きな一軒家が並び、住人や家族から声援や差し入れをもらえますが、これがムチャクチャありがたいw
27kmあたりになるとチアリーダーが踊って応援してくれます、ムフフですね!笑
普段のDef-Bonなら嬉々として眺めるんですが、体力を大幅に失った状態なので、チラッと眺める程度でしたw
このあたりから日差しがMAXになってくるので、キツイ…と感じたら無理せず歩きましょう。
28km〜36km地点:KARANIANAOLE(カラニアナオレ)ハイウェイをふたたび走る
ふたたび悪夢のKARANIANAOLE(カラニアナオレ)ハイウェイへ。(泣)
太陽が頂上を通り過ぎて木陰の向きも変わっているため日陰部分が少ないので、なるべく少しでも日陰の恩恵を受けられるよう、道の端の壁に沿って走りましょう。
36km〜39km地点:高級住宅街を眺めて走ろう
ダイアモンドヘッドまで緩やかなアップや平坦な道が続きますが、ここで目を引くのは高級住宅街だらけ、まさに映画に出てきそうな富豪の住宅が続きます。
参加者の大半以上は歩いていますので、開きなおって高級住宅街を眺め、いつかここに住んで、「ホノルルマラソン大会の参加者を眺めたろ!」と野望を抱きながら歩きましょう。
↑全員歩いているでしょw
39km〜41km地点:ダイヤモンドヘッドをふたたび登る
帰りのダイヤモンドヘッドは普段なら問題ない傾斜の高さなんですが、バテ気味なので富士山の高さに見えてしまいますw
このダイヤモンドヘッドを登りきったら、あとは下りなのでゴールはもうすぐ!
休み休みしつつ頑張って登りましょう。
ゴール:ダイヤモンドヘッドのあとは下り坂だけ
ダイヤモンドヘッドを登りきったら、あとは下って降りるだけだけど、くれぐれも肉離れや筋肉伸縮性に注意しましょう。
ゴール地点の直線ラインは疲れた体にとって長く感じられますが、正真正銘最後の直線なので、ありったけの力を振り絞って走り抜いてください!
ゴールおめでとう、よくやった自分!!!
ゴール地点ではハワイの美女に挟んでもらって、ムヒョヒョ状態が楽しめますので頑張りましょう!
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